Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2025年3月号 経営学部 K.K

①現地の学生、友人について

友達を作るきっかけは寮での生活、授業での関わり、イベントやクラブでの出会いなど様々あります。リネウス大学はたくさんの留学生を受け入れているので、いろいろな国の出身の友達を作ることができますが、個人的な経験としては留学生のみの授業の場合、授業ごとにメンバーが変わることが多いので約1か月ごとに毎回新しく関係を構築したり、それでも中途半端な関係性で終わってしまったりして環境に慣れるのが大変だったので、授業を通して友達を作るのは難しいと感じました。周りの友人を見ていると寮での生活を通して仲良くなるケースが多いように思います。スウェーデン人の友達を作ることに関しては、他の留学生の友達を作ることよりも難しいと思います。そもそもスウェーデン人の学生とは出会い自体が少ない上にシャイな人が多いので深い関係を築くのが難しいです。しかし、履修する授業によってはスウェーデン人のみしかいないクラスもあるのでそのようなクラスを履修した場合はたくさんの出会いがあります。実際私はこの留学期間で選択した全部で8つの授業のうち6つは、スウェーデンの現地学生+交換留学生という形のコースだったため、10か月間ほぼ同じスウェーデン人の学生たちと授業を受けていたこともあり、現地の学生とも良い関係を築くことができました。ほかにも、私の日本人の友人のなかにはリネウス大学の正規学生を主体とする組織に自ら所属して、スウェーデンの学生たちと一緒に様々な活動を行っている人もいるので、行動次第で現地の友達を作ることもできると思います。

また、10月号のマンスリーレポートで少し触れたバディプログラムでは基本的に現地の学生と交換留学生がマッチする仕組みになっているので、バディは現地での貴重な友人関係の1つになるのではないかと思います。

 

②自由テーマ

今回の自由テーマはVaxjoの隣のAlvestaという街にあるカフェ(Cafe St. Clair)について紹介しようと思います。ここは日本人の方とスウェーデン人の方が夫婦で営まれているお店でAlvesta駅から歩いて1分程度の場所にあります。日本食も提供されていて、曜日によってメニューや食事スタイルが決まっています。土曜日に行った際はランチで日本食が提供されていました。ほかにもにんじんケーキやブタペストケーキなどのスウェーデンのスイーツから抹茶トリュフなど日本のスイーツまでたくさん並んでいてどれもとてもおいしいです。私が行った際は予約なしでも大丈夫でしたが、人気店で地元のお客さんも多いのでインスタグラムのDMから予約して行くことをおすすめします。日本人の交換留学生の間ではとても有名でほとんどみんな1度は訪れているという印象です。なかには何度も通っている留学生もいます。私たちが食事を楽しめることはもちろんですが、味噌汁やおひたしなどの伝統的な日本食を現地のスウェーデンの方たちが楽しそうに食べているのを見るととても幸せな気持ちになれると思います。Alvesta駅までは電車で10分程度なので留学期間中にぜひ訪れてみてください。