Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2011年9月号 国際文化学部 Y.W

オリエンテーションについて

オリエンテーションは、2回に分けて行われてます。この2つに大きな違いはありません。日程が違うだけです。

1回目は8月についた学生、2日目は9月についた学生用です。どちらかに出ればいいので、2回出る必要はありません。しかし、1回目に出たほうが学生証などが早く出来上がるので、早めに渡仏することをお勧めします。(学生証があると、様々な特典がありますよ。詳しくは”自由テーマ”で)

内容について簡単に説明すると、リヨンの歴史、学校の各所案内、これからするべきこと、各交通機関、地理などがあります。これらの説明は、パワーポイントを使用しながらフランス語で説明されます(時々英語で話すときもありますが)。しかし、先生は容赦ないくらいに早くしゃべるので留学したての人には正直きついと思います(事実、何もわかりませんでした・・・)。

しかし、オリエンの中で絶対しなくてはいけないことがあります。それは、お友達作りです!!これは絶対してください!!

この時点で交友関係を作っていれば、授業登録や場所等の情報共有ができるので後々便利だと思います。日本人でも、そのほかの国の人でもいいので作っておくと交友関係の幅も広がりきっと楽しい学園生活を送れるとお思います。

それと、耳寄りな情報を1つ。

2回目のオリエンが終わってから約1週間後にFLE(外国人のためのフランス語の授業(必修))の振り分け試験があります。回答は4択式です。

流石に問題内容は教えませんが、もし上位のクラスに行きたいのであれば事前に勉強することをお勧めします。

 

環境について

大学施設は”日”のような形になっており、真ん中に図書館を挟んで、周りが各学部の教務課になっています。
各施設の案内はオリエンで説明されるので聞いておきましょう。大学の近くにはカフェが5件あり、隣にはマクドナルドがあります。ほかにもタバック(小さなコンビニ)やメトロ(地下鉄)やバスの駅があるので、立地としてはとてもいいと思います。

街並みについて、ひとことで言うなら”汚い”です。タバコやごみ、つばやうんこなどがわんさかわんさかあります。歩くときには気を付けてください。

それに、安全面的にもフランス国内はいいとは言えません。物乞いをする人、タバコをせびってくる人、ケンカを売ってくる人など、これらに該当する人にほぼ毎日最低1回は声をかけられます。私は、男子ですのでこの程度のことにはあまり悩まされることはないのですが、次にフランスに留学する人は、この事を心に留めいておいてください。こんなことで悩んでいたら、せっかくの留学を楽しめないですから。

ちなみに1番多いのは、タバコをせびってくる人です(私が喫煙者ですので)。仮に、欲しいといわれた時は、たとえ手元にタバコを持っていたとしても、「ごめんなさい。もう持ってないの」というのが1番いいでしょう。よくこれでかわしてます。

自由テーマ

今回は、学生証の特典についてです。ちなみに、学生証は、銀行口座を開いた後にもらえます。

★1つ目 「TCL定期券」の購入が可能。

リヨンは意外と狭い町ですが、買い物や友達と遊びに行くときなど、結構さまざまな交通機関を使います。

TCLはバス、トラム、メトロの3つ(公共交通機関すべて)をさし、この定期券があれば約30EURO/月で乗り放題です。

定期券購入には、学生証、パスポート、証明写真、住所(フランス)が必要です。手続きは簡単で10分程度で定期券は出来上がります。

場所は、大きな駅でできますが、最初はわからないと思うので大学の友達と行くのをお勧めします。

ちなみに、切符(1.60EURO)もありますが、これは、1時間乗り放題です。

★2つ目 「CARTE 25ANS」の発行。

これは、25歳以下の人に人なら、TGV(新幹線)やSNCF(鈍行)の切符を安く買える身分証明書のようなものです。

これがあると、ほかの県や陸続きのほかの国に安く行くことができます。

これには、学生証、パスポート、住居証明、50EURO必要です。有効期限は1年間です。

作るのにお金がかかりますが、こっちではヴァカンス(約1週間から1か月)が結構多いので、先行投資と考えて買っておいて、思う存分様々なところに行ってみてはどうですか??

ほかにも、美術館がタダだったり、ケバブ等のファーストフードで格安で食べたりすることもできます。