リヨン第三大学
2015年10月号 国際学部 A.U
テーマ: 環境について
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◯大学の環境について◯
リヨン第3大学は、中心駅からも近いけれど それほど煩くはない、ちょうどよい落ち着きのある場所に位置しています。トラムという路面電車と、メトロという地下鉄電車の二つが、どちらも徒歩で数分ほどの距離にあるのでアクセスはいいと思います。トラムだと、二駅(私はトラムを使わないので正確ではないかも知れません)で街の中心駅に出ることができます。そこには大きなショッピングセンターがあるので、生活の始めは ここで学校帰りに必要なものを買い揃えていました。大学内部の設備に関して言えば、そんなに新しいわけではないです。けれど、とりわけ古いから不便しているようなこともないです。しいて言うなら、これはフランス全土で言えることですが、トイレが少し汚いことが自分の中では問題です。しかし、海外に来た以上、日本と違って公衆トイレが汚いのは仕方がないと割り切っています。大学の勉強環境に関して、大学には広い図書館があり、たくさんの人がここでいつも勉強しています。ちなみに、大学には日本語の本も数は少ないながら置いてあるようです。他に、大学の中以外にも、大学から数駅のリヨン中心駅にも大きな図書館があります。
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◯住居環境について◯
私の住んでいる寮はBenjamin delessert という所で、私の部屋はシャワートイレ付きのワンルームで、キッチンは共用です。家賃は219€という格安の値段です。そこからさらに住宅補助が付くので 実際に払う金額はもっと下がります。結論から言うと、私はこの部屋で充分満足しています。共用キッチンで 友達ができることもありますし、そこで出来た友達にフランス語を教えてもらったりもしてます。コミュニケーションの幅が増えるのが共用スペースのいい所だと思います。私は運が良い事に、共用キッチンから かなり近い部屋にあたったので 自分の部屋にキッチンが無い事にさほど不便はしてないです。あと、家賃に電気ガス水道込の物件を選択したので、お金の支払いが楽でした。他の人は、水道やガス料金は別でまた支払ってるみたいで、詳しくは全く知りませんが大変そうでした。シャワーとトイレが一緒についていて 狭いことが気になりますが、他は概ね満足していて、普通のアパートの半額以下の値段で なかなか良い寮に住めているのでアタリだと思っています。他に住宅に関する情報としては、寮には洗濯機、乾燥機があって、洗濯機は一回3€です。ゴミは、ゴミ捨て場が寮の前にあるので、好きな時に出してかまいません。ちなみに学校へはメトロで15分ほどで着きます。
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自由テーマ: 隣国イタリアへの旅行
留学を考えている人の中には、大学の休み期間に たくさんヨーロッパの国々を旅行したいと考えている方も多いかと思われますが、リヨン第3大学では、10月下旬から11月にかけて1週間程度の小さな休暇があります。私はその間にイタリアへ行ってきました。リヨンのサン=テグジュペリ空港からイタリアのヴェネツィアまでだいたい一時間弱だったかと思います。値段は1人分だと100€くらいでチケットを取りました。ヴェネツィアから南下していき、フィレンツェ、ピサ、ローマ、バチカン市国、ナポリ、ポンペイ、ソレントと行ってから夜行バスでリヨンまで帰ってきました。イタリアをほぼ縦断して 色んな歴史的価値のある遺跡や建築物、博物館、美術館を見て回りましたが、この旅は、自分の中で宗教や人の生死などについて考える良い機会になりました。また、出会う人皆がすごく親切だったことも印象的でした。こうやって旅をすることで、微々たるものではありますが、自分の価値観の変化を感じました。またイタリアに行こうと思います。