リヨン第三大学
2015年12月号 国際学部 A.U
○治安、危険を感じたこと、トラブルについて
リヨンの治安は決して悪くないですが、深夜になると たまに酔っ払った学生が叫んだり大声で笑ってたり 少しうるさいです。学生の街なので、学生特有の煩さはある程度仕方ないと思っています。
私はトラブルに巻き込まれたことはありませんが、最近、フランス・パリでテロが起きたために リヨンでも店に入る時は手荷物検査などが実施される場合も増え、テロに対する警戒体制が敷かれています。
フランスでは スリが多いとよく言われていますが、私は、今回は まだ盗難などのトラブルにはあっていません。『今回は』と言いますのは、実は、去年フランス北部に短期留学した際にスマートフォンを盗まれてしまいました。通話料金の高い国際電話を使用された挙句 フランス国外で携帯は見つかったそうです。結局新しいスマートフォンに買い替えました。
そのようなことがあったので、盗難にはかなり注意を払い、携帯や財布は人の目に付く所に置かずに、そして紐で鞄に括り付けています。ちなみに、犯罪に巻き込まれたケースだったので携帯会社のご好意で通話料金は払わずに済みました。
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○自由テーマ: 漫画
数十年前からフランスでは日本のサブカルチャーは大ブームで、特にアニメや漫画といったものはフランスの若者の間で人気です。フランスの本屋やスーパーマーケットには フランス語に翻訳された日本の漫画が置いてあり、種類も豊富です。『漫画』という日本語はフランスでも通じます。それくらい文化に根ざしているのです。私も、勉強半分、娯楽半分くらいの気持ちで 漫画を購入しました。
【漫画でフランス語を学ぶ】ことに関して良い点を挙げるならば、①難しい表現ではなく、日常的に使われる会話を学べること②ストーリーが面白いので飽きずに結構な量を多読できること、この二点ですね。
お勧めしたい内容は、日常的な世界観のもの です。あまり飛びすぎた世界観の漫画だと 日常会話では使えません。また、その漫画独自の専門用語や技名が多く出過ぎてるもの、ストーリーが複雑すぎるものもお勧めしません。
ストーリーが分かりやすくて日常的な会話内容のものだと、フランス語なのにスラスラと頭に入ってきて多読の練習になりますよ。ただ、デメリットとしては、少々値が張ることです。1冊だいたい7€くらいします。
しかし 学び方を変えることは気分転換にもなりますので、一つの勉強方法として 漫画という手段を考えてみてください。