Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2017年1月号 国際文化学部 E.N

①    日本から持ってきてよかった物

*エコバック、ヒートテック、目薬、電子辞書*

エコバックは普段スーパーに買い物に行くときに使いますが、日本と違ってビニール袋は全て有料なので必要な場合は買わなければなりません。またちょうど良い大きさの買い物カゴがたまにないときがあるのでそんなときにもエコバックは買い物カゴ代わりにとても便利です。ヒートテックはフランスの寒いというよりかはむしろ冷たい(私にとって)冬を乗り越える為ですが、リヨンにはH&MはあってもUNIQLOはありません。店でヒートテックのようなものを見かけたことはありますが、UNIQLOのヒートテックにこだわっている人は持ってくることをお勧めします。目薬は私が普段コンタクトレンズを使っている為、またフランスは日本よりも空気が乾燥して目が乾きやすい為です。まだここの薬局に行ったことがないので目薬があるのかどうかはわかりませんが、少なくとも日本人よりかは目薬を使う人は見かけません。身体に直接入るものでもありますし、いつ体調を崩すかもわからないので目薬に限らず薬関係は持ってくることをお勧めします。

最後に電子辞書について、紙辞書に比べて早く調べたいものを探し出せることはもちろんですが、こちらで授業を受けていて単語の意味以外に知識的なものについて調べることも多々あったので、そういう場合にも複数の辞書が入っている電子辞書はとても便利です。

 

 

②    “家族”“Noël”の大切さ

12月25日Noëlの出来事ですが、

この日留学前から知り合っていたフランス人の友達の家族と過ごしました。フランスではNoëlを家族と過ごすことが普通で、一人暮らしの人はみんな家族のもとに帰ります。日本でいう正月に当たると思います。

 

この日は朝起きてからクリスマスツリーの前にあるプレゼントを開け、その後、昼から来る親戚を迎える為に料理やテーブルセットを手伝いました。総勢16人!みんなが久しぶりに会ったようであちらこちらでたくさんの会話が飛び交い、またaperitifからdessertまで全て用意してあるので全て食べ終わるのに4~5時間はかかった気がします。食事のあとはみんなでお互いに予め用意していたプレゼントを相手に渡し、プレゼントを開けていました。そしてやっぱりその後もおしゃべりは続く…このような暖かい空間は今までに体感したことがない。そんな気持ちになりました。

 

日本のクリスマスは12月になると雰囲気がクリスマスらしく変わるもののイベントのひとつでしかなく、少し商業的な印象があります。しかしここフランスでは25日のNoëlに向けて念入りにプレゼントや料理の用意をして家族みんなで一緒の時間を楽しむ習慣があり、また街中を歩いていても人だけでなく街全体がNoëlの準備をしているようでした。12月はそんな暖かな時間を過ごせました。