Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2023年2月号 文学部 A.H

①試験について

Lyon 3では学部によって授業の開始・終了時期が異なります。例えば、faculté des lunguesの今学期のスケジュールは、【授業期間(1/9-4/8)→期末試験期間(4/17-5/5)→追試期間(6/12-30)】となっています。基本的には試験期間中に各試験が実施されますが、試験期間前に、授業内でテストを実施する授業も多くあります。試験形式も授業によって異なります。基本的には日本の大学でも実施されているようなレポートの提出や筆記試験が実施されますが、授業によっては教授と1対1での口頭試験もあるようです。

留学生必修の授業はCulture FrançaiseとFLE(フランス語)の2コマで、試験については次の通りです。

Culture Française:全10回の授業のうち、第5回目に中間テスト、第10回目に期末テストが実施されます。試験は授業期間内に終了します。試験はマークシート形式で、中間テストは50問、期末テストは全範囲から100問出題されます。かなり細かいところまで問われます。

FLE:レベル毎にクラス分けされ、担当の先生によってテスト形式は異なります。どのクラスでも学期に1度プレゼン発表があります。試験は基本的にどのクラスも授業期間内に終了すると思います。

②体調管理について

フランスに来てから6か月が経ちますが、この間何度か体調を崩しています。先日はバカンス中に高熱を出し、リヨンに戻った後も数日38度台の熱が続き、今も熱は下がったものの味覚や嗅覚については万全ではありません。衛生観念の低さや公共施設の不潔さ、ストレス、食生活の乱れなど、留学中は体調を崩しうる要因が多々あると感じます。私含め周囲の日本人はみな、一度は大きく体調を崩している印象です。ストレスや衛生面は自分ではどうにかすることの難しい問題ですが、先日体調を崩した際に個人的に備えておけばよかったと感じたことがいくつかあります。

・飲み慣れた薬(解熱剤、痛み止め薬、アレルギー薬、咳止め薬等)を日本から多めに持参すること

-こちらの薬局等で購入できる薬は日本のものより効きが強く、反面副作用も日本のものより強いように個人的に感じます(あくまで私の感覚です)。ヨーロッパで購入した解熱剤を飲んだ翌日に気持ち悪さや吐き気が続いたことがあり、それからは効き目は劣るように感じられるものの、日本から持参した薬を飲んでいます。また、少し予想外だったのが、先月頃からフランスでも花粉症の症状がかなり強く出ていることです。日本で花粉症の症状が出ている方は、アレルギー薬等も持参するとよいかもしれません。

・旅行時も必ず体温計・薬(解熱剤など)を持参すること

-特にフランス国外で体調を崩すと、言語の問題も相まって対応に困りました。旅行時にも最低限の備えがあると多少安心できると思います。

その他、荷物に余裕があれば粉末スポーツドリンクや冷えピタシートなども持参すると役に立つかもしれません。

また、少し話が逸れますが、私は市販薬以外に日本で毎日飲んでいた持薬を事前に半年分ほど処方してもらい、フランスに持参しています。渡航時のトラブル回避と万が一留学中に症状が悪化した場合に備え、病院で「医師による診断書(英文)」、薬局で「薬剤証明書(英文)」を用意してもらい、併せて持参しています。