1ビザに関して
留学するためには、長期学生ビザを取得しなければいけません。手続きや書類はインターネットを使用し進めることができます。しかし、申請するためには東京都にある大使館へ行かなければいけないので、前もって計画的に進め、不備のないようにしておきましょう。基本的に申請をしに行く日は予約制ですが、交換留学生は毎週水曜日に予約なしで行くことができます。都合が良い分、朝から人が並ぶので早めに到着するか、開く前に並ぶように注意してください。書類については基本的に大使館ホームページに書かれたものだけですが、少しでもなにかしらの不備があると最悪帰ることになりますのでそこも入念に準備することを勧めます。証明写真などは大使館にありました。プリンターなどはなく最寄りのコンビニに行くしかありませんが、そういう状況にならない事がベストです。僕も書類が違うと言われ危うく帰るところでした。また、銀行口座残高証明書の方は申請から少し時間が掛かるため、一、二週間は見ておくと良いです。アポスティーユ付きのものは証明になるので早めにつけることを勧めます。ビザ申請に必要な書類では、パソコンで打ち込んだ後PDF化し印刷します。サイトでの説明はフランス語での説明だったので、インターネットや大学からの情報を元に進めます。ビザ自体は1、2週間ほどで届きます。基本的ビザの準備は自分自身で行うものなので、できる限り情報を集め準備してください。また、大使館への相談も可能であったため、難しいことはメールなど利用し、たくさん聞きました。
2オリエンテーション
到着後8月末から9月明けにかけて一週間ほどオリエンテーションがありました。大学内の設備や授業の説明があり、現地学生が親切に教えてくれます。また履修登録の期間や方法も説明会で説明されますので、他の日本人学生と連絡を取れる状態にしておくと万が一聞き逃したとしても安心です。日本語での説明はもちろんありません。そして、決められた時間にFLE(フランス文法B1、B2、C1など多くのレベルがある)やフランス文化の授業があります。そして、オリエンテーション最終日にはFLEのクラス分けテストがあります。問題形式はマーク式でした。またこのオリエンテーション期間にはリヨンのベルクール観光やボートに乗り観光します。ナイトクラブ、バーなど楽しい時間や企画もあります。夜遅い時間にナイトクラブが開催されますので、行きたい場合は参加してみてください。また、多くの留学生がいて、基本的には英語メインでした。フランス以外の国の人たちと仲良くなれる良い機会です。強制ではなく、住居を決めるタイミングで参加するかしないか決めることができます。参加には日本円約1万円ほどかかりますので選択は自由です。トータルして考えると取ることをお勧めします。
補足ですが入寮日は予約制であり、オリエンテーションが始まっているにも関わらず、入寮日が始まっていない寮もあります。僕はホテルに二日、三日ほど滞在しながらオリエンテーションを受けました。入寮日を予定日より早くして欲しいという交渉も通らないので、ホテルや大学の方に聞きながら確認しました。
3授業選択について
どの学部に所属するかは学部は日本で決めることになります。授業選択は到着後履修登録期間に行います。こちらでは一度気になる授業を受けてみてから選択する必要がありますので、しっかりと履修を組むことができました。履修登録ですがインターネット(大学サイト内)で簡単に終える事ができます。シラバスなどは基本的にありません。履修の変更は履修登録期間であれば、申し出るかメールすることで変更してもらえます。また、こちらではCM,TDと日本でいう大講義での授業と少人数授業とあります。最初慣れるまで少し複雑ですが、それほど問題はありません。僕自身特に問題なく進んだのですが、インターネット、WIFIなど考えるとやはり問題も出てきますのでこちらも日本人学生と一緒に進めることをお勧めします。また、日本の大学での単位交換などの様子も見て決めることもお勧めします。自分のモチベーションとレベルなどと相談すると決めやすいです。僕は、フランス語で行われる日本経済や文化、翻訳などの授業を選びました。日本に興味ある現地学生や留学生が多く、共に学べる良い講義が多いです。フランスでは日本のアニメや漫画、文化もブームです。その他にもフランス語の授業なども取っています。レベルは高く、難しいです。また、僕は言語学科を選択しているので本当に多くの言語の授業も選ぶことができます。しかし、説明もフランス語な上、他言語なので慣れてから取ることもお勧めですし、最初から取ってみて学習でも良いです。スポーツ授業は参加にお金がかかります。ですがそれほど高くなく、多くの方とコミュニケーションが取れると思います。(僕は前期は取っていません)
多くの場面で思い通りいかなかったり、治安や環境のストレスを感じる場面は人それぞれあると思いますが、特にこの1ヶ月間は心身ともにケアをし、人とできるだけコミュニケーションを取ると良いです。