Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2023 年10月号 国際学部 R.K

1環境について(住居、大学、街など)

まず初めに大学の環境について書きます。リヨン第3大学は、大きさはそれほど大きくない大学ですが、設備はかなり整っていると思います。僕が特に気に入っている施設は図書館と会議室、自習室です。図書室は新築で大きく、本や教材の数も多いと思います。また、学習スペースがかなり多く、空き時間や授業後自主学習や課題ができます。しかし、共有スペースで区切りもないため、集中できるかどうかは人によります。また、毎日人が多く、座れない時もあります。私はよく友達と来るのですが複数人で行くと全員座れないこともよくあります。予約することで使える会議室のようなところは個室で集中しやすく、授業や学習における会話もしやすく便利だと僕は思っています。また自習室もあり、ゆったりとした環境のため集中しやすいです。大学にはカフェや食堂も多く、値段もリヨン3の学生であれば、安く済みます。僕自身食堂はあまり使用してませんが、大学の近くにはスーパーやカフェも多く様々な選択肢があると思います。学食の料理は美味しくて並んでいる人も多い気がします。さらに、大学内には、街中であまり見ない自動販売機もあるので、授業前に便利です。環境的には良いですが、暖房やエアコン、扉も空いていることが多いので夏はとても暑く、10月後半からはかなり肌寒く感じました。また、日本と異なりかなり乾燥しているため、違和感があります。トイレは男女共同なので最初は違和感しかなかったですが、慣れれば問題ないです。 

次に寮と街について書きます。寮ですが僕はCROUSを利用しています。値段はプライベートのマンションよりかなり安いです。しかし、ベッドや机クローゼット、キッチン以外の家具(お皿、電子レンジその他)はついていないため初期費用はかなり掛かりました。自習室やランドリーもあり、月に2回ほどイベントもしているそうなので個人的には満足しています。また、担当の人や他の部屋の方達も優しく話しかけてくれたり、手伝ってくれたりとまだ問題はないです。友達の話によると、ホストファミリーでは自由が効かないや、プライベートのマンションはかなり月費がかかるらしいですが、各選択にメリット、デメリットがあると思うので、情報を集めるのが無難だと思います。ギヨチエという地区で物件を借りることはお勧めしません。リヨンの中でも特に危険な地区です。街は全体的に治安良いと思います。交通面でもトラム、メトロ、バス、電動スクーターと便利で移動もしやすいと思います。

2リヨン3、リヨンの特徴について

リヨン3は、かなり多くの留学生を受け入れている大学なため、とても国際的です。留学生や現地学生は、この環境に慣れているためか、とても親切で話しかけてくれる人も多い気がします。私は日本経済や文化、言語の講義もとっており、質問してくれたり、挨拶してくれる人が多く、一緒に講義を受けようとしてくれる人たちが多いので、勉強のために非常に良い環境だと思います。日本人の留学生は多いですが、少し珍しそうな顔をしてくる人もいます。しかし、知らない人とも会話しやすいのがこの大学の良い部分でもあると考えています。街の気温としては盆地のため寒くなるのが少し早い気がします。また、雨も思っていた以上に降ります。街にはスーパーやカフェ、ショッピングセンター、モールが多く、友達と出かけたり、一人で出かけたりできます。することがないという状況にはならない環境のため、オフの日など充実できます。また、都会でありつつ、文化的な建物、遺産もあるので、綺麗な眺め、景色も多く、夜になるととても良い雰囲気になります。よくベルクールという場所に行きますが、建物も綺麗で店も多いのでお勧めします。これらが、テスト期間の誘惑にもなるので気をつけましょう。街の至るとこに、大きな公園があり、よく子どもたちが遊んでいたり、犬の散歩をしていたり、ランニングしている人を見かけます。交流の場にもなると思います。僕は全く運動していないのですが、犬と触れ合ったりすることでとてもリフレッシュできるのでよく公園に行きます。近くの幼稚園ではボランティアもあるそうで、そういった交流の場が多いリヨンで人と出会える環境は僕のここが好きな理由です。