Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2024年11月号 国際学部 O.T

1.授業紹介

 授業はもちろんフランス語で行われます。また”moodle”というサイト、アプリで授業の資料が配られる授業もあるので必須になります。

 授業によって形式は様々ですが、授業中一度もホワイトボードを使わない先生もいるため授業中はフランス語をしっかりと聞き、メモを取る必要があります。少人数授業(TD)においては、テキストの回答を生徒が答えて、先生が解説する場面もありますが、生徒が間違えた回答をしたとしても、ホワイトボードに答えを書かず口頭で間違いを訂正することもあるため、自分の答えと他人の答えを照らし合わせて、間違っていた場合何が正しい答えなのかを聞き取る必要もあります。次に1つ例として僕が受けていた授業を紹介します。その授業は”FLE”です。この授業は留学生必修となっています。この授業は一度学期が始まる前に一度テストをし、その後クラス分けされます。一クラスは約20人の生徒で形成されます。先生も計3人いて先生によって授業内容も異なります。僕のクラスの授業内容は主に文法を習う授業となっています。他には、4人で1グループになって15分のプレゼンなどもあります。また、授業回数は10回、その中で小テストが2回、学期末テストが1回ありました。さらに毎回課題もあり、いつも30分から1時間ほどかかるため、復習も含めるとかなり勉強時間が必要になります。

2.フランスでの経験談 その2

 10月末にあった1週間の休みで友達とパリに2泊3日で行ってきました。友達はリヨンに住んでいないため、パリに現地集合しました。

 リヨンからパリに行く手段は基本的にバス、又は”TGV”という電車のどちらかになります。安さを求めるならバスですが、速さ、快適さを求めるならTGVがおすすめです。僕は一度TGVに乗ってみたいと考えていたのでTGVを選びました。

 パリではバス、地下鉄などの公共交通機関を3日間乗り放題になるチケットを買いました。パリでは1から5までゾーンが定められています。このゾーンは、パリのど真ん中を基準に決められています。そして、乗り放題のチケットも種類が二種類あり、「ゾーン1-3」と「ゾーン1-5」の2種類あり、値段も異なります。この二つの大きな差は、ゾーン4に「ヴェルサイユ宮殿」、ゾーン5に「シャルル・ド・ゴール空港」と「ディズニーランドパリ」があるところです。値段はゾーン1-3の方が安く、「ルーブル美術館」や「エッフェル塔」などの有名な建物もこの区間にあります。今回の旅行ではゾーン4とゾーン5に含まれる場所に行く予定はなかったため、ゾーン1-3を購入しました。パリの交通機関もリヨンとはさほど変わらず乗り心地も良かったです。

 今回の旅行では、パリ市内にある有名な場所を回りました。特に僕は「オルセー美術館」に行きたいと留学前から考えていたので今回の旅行で行くことができてとてもうれしかったです。オルセー美術館は、作品数も多く、有名な絵画があるのはもちろん、美術館自体が昔駅として使われていたのを改装しているので美術館の内装もきれいで魅力的でした。さらにEU圏では、国立美術館がEU圏の学校に通っている学生は無料で見ることができます。行く際には、パスポートを持参し、学生ビザを提示すれば入ることが可能です。しかし、多くの人が来るので予約をしないと長蛇の列に並ぶことになります。特にルーブル美術館の予約は早めに取らなければ、埋まってしまうので注意が必要です。今回は行く前に予約の必要性に気づけたため、計画的な旅行ができてとても満足でした。