1 治安・危険に感じたこと・トラブルについて
フランスに来た初日に私はトラブルに巻き込まれそうになった。日本人は特に気を付けてほしい。日本では道で困っている人がいれば、声をかけて・またはかけられて助かることが多いと思う。大荷物をもって空港からバスに乗って移動をしようとしていた私に若いフランス女性が「バスの乗り場分かる?」と優しく聞いてくれた。初めてのフランスで何も分からなかった私からしたらとても心が救われた気分になり、「この場所に行きたい」と伝えると、「バスじゃなくて地下鉄だ。チケットの買い方を教える。」と言われ、買い方を教えてもらい、いざカードで払おうと財布を出そうとしたら、警備の人が寄ってき、女の人はふらっとどっかへ行った。警備員に「君は今、カード情報を打ち込んでいたら、カードを取られていたよ。フランスは観光客を狙ったすりが多いから気を付けるんだよ。」と言われた。ここで私は、日本とフランスの治安の差を感じ、私は日本にいるときのようなお花畑状態ではだめだと思った。
フランスは文化も違い、環境も違い、日本にいる時のように気を緩めると自分が何かトラブルに巻き込まれてもおかしくないという考えを持っておくべきだと感じた。
また、リヨンの中でも治安が悪い場所があり、そこでの電車・トラム乗り換えを控えるや地下鉄内での携帯の使用を控えるということをするのはおススメである。
治安・安全対策
・誰にでも声をかけられてついていかない
・公共でカードを使う時は周りを確認する
・地下鉄内での携帯の使用を控える
・携帯をお尻のポケットに入れない
・危ない地域での乗り換えは控える
・人が多い所はすりに気を付ける
2 自由テーマ
現在12月も終わるということで、フランスに来て4か月が終わろうとしている。リヨンの冬は曇りの日が多く、日本では天気の変化で気分が落ち込むことが無かった私でも、少し落ち込むぐらい曇りの日が多いのである。なので、落ち込みやすいっていう人は何かサプリを持ってくることをお勧めする。
そして、テスト期間が長すぎる。11月の後半から12月半ばまでテストが続くため、約1か月程テスト期間である。同じ日に同じ場所でテストが被っていたというハプニングは当たり前にあるので、テスト期間になったらスケジュールをきちんと確認しておくべきだとこれもまた学んだ。テスト期間のストレスはとても深い物であるので、私の場合、ココアとチョコレート・ポテトチップスは家に常備しておいた方がストレス軽減につながると思った。フランスでの生活は本日をもって年越しである。ここまでの4か月はとても早く、年を越せばすぐに2セメスターが始まるという怒涛の時間の過ぎを感じている。この一年、自分の限界に挑戦した一年、大きな別れがあった一年、新しい出会いがあった一年、手が届きそうではないことに挑戦した一年であった。とても豊富な経験をした私なら次の年をもっと華やかに、いろんな経験ができるだろうと信じて、年を越す。