Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2024年9月号 国際学部 F.N

渡航・入国について

 

交換留学が決まってからすぐには準備が始まらなかったが、6月半ばから一気に準備が進み始めた。その中で最も重要であるビザを準備するために、東京へ行った。ビザを申請するためには必要な書類がたくさんあるが、一つでも欠けていたらビザを取得出来なくなるため入念に確認する必要がある。フランスに渡る際には大きな問題もなく、無事に到着することが出来た。入国後、リヨン第三大学の近くではなく、空港に近いホテルに泊まった為、後日からの登校に少し困った。また、現地に来てフランスは日本よりも乾燥しており肌寒いので、9月に来る場合は冬服を多めに持って来る必要があると分かった。空港で荷物の重量オーバーになってでも課金して持ってきた方が良いと後悔している。

気を付ける点→交換留学先への連絡は基本早め行動・必要書類は完璧にそろえる

寮移動前のホテルは寮に近い所でとる・証明写真は多く持ってくる(2枚程度)

服は冬服を多めに持ってくる

 

 

オリエンテーション・授業選択について

オリエンテーションについては、大学寮(crous)に住む人が大半だと思うが、部屋を選ぶ際一緒にSIMを選択する欄が出てくると思う。SIMとは授業が開始される1週間前からフランス語の授業やリヨンの街を紹介してくれるようなツアーなどを受けられるものである。私はこれを登録しなかった為、周りの友人がSIMに参加して環境に慣れていっている姿を見て後悔した。初めは知り合いがいないため、SIMで日本人やその他の留学生と仲良くなることが良いと思った。また、フランス語のクラス分けテストがあるのだが、レベルが高く相当勉強していかないと厳しいと初めてそこで感じた。

授業選択について、日本と似たようなシステムであり、仮登録が2週間ほどあってその後に本登録という構造である。そのため、初めの二週間は気になる授業に顔を出して自分が着いていけるレベルかを吟味したらいいと思う。また、お金を払えば一年間スポーツの授業が取れるのだがスポーツの種類も日本より豊富であり、日本では経験できないようなものまであるので、友達作りがてらに参加してみるのもおすすめする。授業が始まる前に教材をどこで買うのかと思っていたが、基本フランスは教材を買うということはせずに”moodle”というレジュメが見れるサイトを使って勉強する形である。そのため教材費がかからずに済む。

気を付ける点→SIMは取った方が良い・授業体験に行く・スポーツの授業は取るべき

フランスに来て早一か月ということで時の進みは早いが、まだ知らないことばっかりなので自分のスピードで貴重な時間を過ごしていこうと思っている。今回の書いた内容にもまだまだ書けていない話があるので、次回号からどんどん話していく。フランス語が流暢ではないが、とりあえず友達に積極的に話に行くことをベースにこれからも猪突猛進で頑張っていく。