Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2016年2月号 経済学部 K.A

①試験について

学校は3学期制で試験は各学期末にあります。科目により、プレゼンテーション、レポート、筆記試験など様々なタイプがあります。参考に私の試験内容はピッチプレゼンテーションが2つ。いずれも1人10分を4人1チームで行う。レポート(1500words, 2500words)でした。レポート提出前は壮絶な図書館戦争が繰り広げられます。24時間開いているので私も篭っていました。海外の大学は課題の量が凄まじいというのを実感しました。2週間ほどひたすら読書とレポート作成に追われていました。

図書館に行くとクラスメイトが大勢いるので、ひたすら情報交換をしていました。毎日夜中まで勉強し、深夜2時頃、夜食で友達とラーメンを食べる。次の日は10時からまた勉強という受験生のような生活を送っていました。イースター休暇前に試験があるので3月はまたあの悪夢の日々が繰り返されます。

私の場合は、テストをパスするためには友達の協力が欠かせませんでした。一緒に勉強する仲間はもちろんですが、レポートの書き方、書かなければいけないことなどをシェアできると大変心強いと思います。こういった時に頼りになるのはやはり同じ日本人ですので、日本人、イギリス人、それ以外の留学生みんなとのそれぞれのネットワークを持っておくことが大切だと考えます。

 

 

②Uclan weekについて

各学期の試験1週間前は授業が基本的に全ての休みになり、学生はレポート作成に集中できます。ハリーポッターの世界と同じですね。しかし、1年しかイギリスにいない留学生にとってはこれが絶好の旅行のチャンスになります。という訳で私も旅行に出かけました。(課題を終わらせてからです)

今回はハンガリー、オーストリア、スロバキア、ポーランドの中央ヨーロッパに旅行しました。ポーランドではどうしても行きたかったアウシュヴィッツ収容所に行き、大虐殺の現場を訪れました。原爆ドーム同様、教科書で見るだけじゃなくて、現場に行き、悲惨さを五感で感じることが大切だと思いました。ガス室には独特の死の匂いが漂っており、忘れることが出来ない記憶となりました。ホテルに帰ってからは、イギリス人も交えてみんなで朝まで語り明かしました。

 

Uclan week最終日にはJapanese societyが主催する文化祭があり、参加しました。

イギリスの日本大使の方を招待したりと、本格的なもので日本に興味のある学生からありとあらゆる出し物がありました。私はアメリカのBIEに続き、イギリスでもソーラン節を全力で披露しておきました。一つこういう特技があると便利です。イギリス人と日本人による混合チームで2ヶ月間の準備の末、目玉となり拍手喝采を頂いのは素晴らしい経験となりました。僕のFacebookに大量に文化祭関係の写真がアップしてあるので、興味のある方はみてください。一応、これは匿名で書くのがルールみたいですが、だれかに僕の名前聞いてググってください。グローバル教育推進センターに行けば僕の知り合いがたくさんいるはずですので。僕も去年のuclanへの留学生の方にメッセージを送ってお会いしていただき、たくさんの話を聞かせていただきました。

 

追記 母上、荷物を送りました。お楽しみに。

 

(チーム、ソーラン節。大変盛り上がりました)

(サンターナ(去年の龍大への留学生)と共にUclanの日本語学部の学生へ龍谷大学の良さをアピール。みんな龍谷大学においで! 写真は日本大使の方に、龍谷大学の良さをアピールしているところです。大使が僕のこのブログを読んで頂いたようで話が盛り上がりました。情報社会恐ろしいです。)

 

(ウィーンを歩いていたら、高校の同級生に再会。世間は狭いですね)

 

(働けば自由になる 有名なアウシュヴィッツ強制収容所の入り口です。)