Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2025年10月号 国際学部 M.F

環境について

大学には、24時間利用できる図書館のほか、2つの食堂とカフェがあります。授業が終わった後は多くの学生が食堂でご飯を食べており、とても活気のある雰囲気です。食堂ではパンや米、サラダなど様々なメニューがあるので飽きずに利用できそうです。食堂の値段は、日本と比べて高いですが、1食あたり約600円ほどで食べられるため、比較的良心的な価格だと思います。大学周辺にはピザやチキンなどのファストフード店も多く、値段もそこまで高くないです。また、周辺には食料品を購入できるTescoやアジアンマーケットなどもあり、日常の買い物には困りません。

寮について、私はRoeburn Hallという寮を選びました。バス・トイレ付で値段は少し高めですが、ストレスなく過ごせるので良かったです。メインキャンパスまで徒歩5分とかなり近いので便利です。一方で、Tescoなどのスーパーマーケットまでは他の寮に比べて遠いです。次に、フラットメイトについてですが、IQ CopaやWhitendale Hallなどの寮には日本人や韓国人などのアジア圏の学生が多く住んでいます。しかし、Roeburn Hallにはほとんどアジア圏の学生がおらず、現地の学生や英語圏の学生が中心です。そのため、英語力を伸ばすには最高の寮だと思います。しかし、文化の違いなどからキッチンの使い方などのトラブルは他の寮と比べて多いイメージです。そのため、あまりこだわりがなく、柔軟に対応できる性格の人にはおすすめの寮だと思います。

Societyについて

ランカシャー大学には、日本の大学でいうサークルや部活動のような「ソサエティーSociety)」というものがあります。バドミントンやバスケットボール、バレーボールなどのスポーツから、イギリスならではのスポーツであるフロアボールなどもあります。また、スポーツ系だけでなく、映画societyやJapanese Societyといった文科系ソサエティーもあり、さまざまなソサエティーがあります。ソサエティーに入れば留学生や現地の正規生など様々な人と交流することができるため、どこかに所属することをお勧めします。私はバドミントンソサエティーに入りました。スポーツ系のソサエティーには競技用エンジョイ用の2種類があり、競技用のソサエティーに入るにはトライアウトと呼ばれる入部テストを受ける必要があります。そのため、競技用に参加したいと考えている人は、日本からラケットやシューズなどを持参することをお勧めします。また、ソサエティーに入るには入会金が必要で、金額はソサエティーによって異なるため、複数のソサエティーに入るつもりの人は費用面も考慮して検討することをお勧めします。私の場合、体育館使用料と入会金が必要で、かなりの金額になったため、トライアウトを受ける前に詳細を確認しておくことをお勧めします。