Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2025年4月号 国際学研究科 W.R

①現地の学生、友人について

留学にはさまざまな新しい経験や、学業といったような多種多様な魅力があります。その中でも留学の醍醐味の一つと言えるのが、留学先での友人づくりです。今回、私がどのようにしてネットワークを広げたのかについて記したいと思います。

まず、現地の友人を作るに当たって最も簡単な方法は、Societyに参加することです。私は自分からネットワークを広げるのが苦手な性格なので、Societyに入るまではなかなか友達ができなかったです。Societyに参加すると、結構な頻度で向こうから話しかけてきてくれるので気楽に接することができ、自然と友好関係が深まっていったというように感じます。試合の後や休みの日には、みんなでご飯を食べに行ったり、誰かの家に集まりカードゲームやパーティーをしたりなど、様々なイベントを楽しむことができました。

私はバドミントンSocietyに参加していたので、主にアジア圏出身の友達ができました。全員一人暮らしをしているということもあり、お互いに地元の郷土料理のようなものを振る舞ったりしてとても良い経験になったと思います。ちなみに私はなぜか料理が下手だと思われており、日本料理を振る舞うチャンスは一切巡って来なかったです。

スポーツ系のSocietyの他にも文化系Societyも多く存在します。日本人の友達の多くはJapanese Societyに参加していました。日本に興味のある学生が多く所属しており、みんなでご飯を食べたり桜を見に行ったりと様々なイベントを行っていました。日本人留学生との繋がりもできるのでおすすめです。

②UCLanのイベント VarsityとSports Ball

University of Central Lancashire ではさまざまなイベントが毎月のように開催されています。今回は、その中でも私が参加したスポーツイベントであるVarsityとSports Ballについて書きたいと思います。

Varsityというのはいわゆる三日間かけて学校単位で行われる運動会・チーム戦のようなイベントです。UCLanにはEdge Hill大学というライバル校というのが存在しており、毎年両大学のSport Society同士がお互いの名誉と威信をかけてぶつかり合うイベントです。今回の会場がホームだったということもあり、たくさんの応援団が応援に駆けつけてくれとても燃えました。チームとして勝てば風船トロフィーも授与してもらえるため、そういった点でも盛り上がったと思います。結果としては男子バドミントンチーム引き分けてしまったものの、今年はUCLanチームが大差をつけて勝ったので良かったと思います。

Sports Ballは年に一度行われるSports Societyの打ち上げ舞踏会のようなイベントです。Sports Societyに所属している学生全員が参加する資格があり、会場では表彰やダンスパーティーなどが行われます。ご飯は少し質素で多少がっかりはしたのですが、これまで舞踏会のようなものに参加したことのなかった自分にとっては全てが新鮮でとても楽しかったです。座席は一応チームごとに用意されているので、孤立することはないです。このイベントは他のチームの学生と交流を持つきっかけにもなると感じました。服装は正装が求められるため少しお金がかかってしまうものの、参加して悔いのないイベントだと断言できます。