Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴィリニュス大学
2022年10月号 国際学部 Y.Y

環境について

ヴィリニュス大学はリトアニアの様々な場所にキャンパスが存在します。その中でもメインキャンパスとなるのは首都にあるヴィリニュスのold campusです。このキャンパスが最も規模が大きく、沢山の学部が集まっています。このキャンパス周辺の街そのものが世界遺産に登録されており、また、old campusの1部も世界遺産に登録されている程、古き良い歴史を感じることができ、ヨーロッパに来た!ということをとても実感しています。このold campusはこのような歴史を感じられる反面、大学の施設については少し不便なところがあります。まず1つ目は教室を見つけにくいところです。かなり古い建物である為、塗り替えなどの改装は行われておりますが、構造はそのままなのでとても複雑な構造になっています。例えると、お城のように入り組んでいます。最初に講義の教室を見つけるのにはとても苦労しました。トイレを1つ探すのにも時間がかかります。現地の正規学生でも、困惑するそうです。2つ目は、このキャンパスに限ることですが、自主勉強をする場所が少ないところです。通常、講義をする教室は閉められており、授業後に残ってその場で勉強は出来ません。図書館に行く必要があるのですが、沢山の人が居るスペースは無く、混み合うことが多いです。これまで、不便な所を挙げましたが、他にも良いところは沢山存在します。1番は日本にいるとなかなか味わえない、ヨーロッパならではの景観を大学で沢山感じられるのはとても貴重なことです。

 

住んでいるところ

この大学には学生寮が大きく分けて3つあり、大学に出願する際にどの寮を希望するのか入力する欄があります。大体、自分の選んだ学部の授業がどこで行われているのか事前に確認し、決めることが多いです。私も、この方法で希望を出しました。しかし、1つの寮の人数には限りがあり、希望が通らないことはよくあります。実際、私はその希望が通らなかった1人であり、私の友達たちも希望が通らなかった人が多いと感じました。私の大学のスケジュールは月曜日から金曜日まで毎日old campusでの授業があり、寮から近くのバス停まで数分歩いて、バスで45分かけて行くことになります。授業がすべて朝からだったので朝が苦手な私からするととても大変でした。さらに、寮の部屋はほとんどの場合が2人か3人の共有部屋になる為、一緒の人によっては様々な問題が発生します。