①試験について
私はこれまで、前期の中間、期末、後期の中間と3回こちらで試験を受けてきました。全ての試験に共通して言えることは基本的にopen-book といって自分のノートやスライド資料などを見ていいことになっています。
クイズ形式のテストに関しては、学ぶ量が多いので全て記憶してテストにぶつけるよりも、学んだことを理解して、適切な回答を選び出す方が効率的です。
専攻的に人文科学系の授業を履修しているのですが、私の授業は試験の代わりにレポートまたはクイズ+レポートとレポートの提出が求められることが多いです。レポートを書くときは教授によってレポートスタイルが違ったり、bibliographyといってレポートを書く前に200-300 wards程度のドラフトとともに、使用する参考文献リストの提出が求められることがあります。日本で使っているレポートスタイルと異なるところが多々あるので、難しいと感じたら教授やTA, Writing SupportCenterに頼りましょう。
また、今学期はサルサダンスやヨガなどの実技系、オンライン開講の言語コースも履修しています。実技系の試験は習ってきた一連動作を動画にレコーディングしたり、クラス内で発表したりします。オンライン開講の言語コースは4技能を測るため、ライティングリーディングだけでなく、スピーキング動画をレコーディングするという形でした。
ASUは無料のチュータリングサービスやカウンセリングサービスがあるなど、勉強や学校生活に関するサポートがとても手厚く整っています。心身の健康状態により学校に行けないときでも、出席の免除や課題の締め切り延長など学生に寄り添って対応してもらえるので、勉強が苦しくなったときは無理せず助けを求めましょう。
②新年の過ごし方、日本とのお正月の違い
こちらのNew Year は日本の正月と違いあっさりしています。しかし、来年の抱負を考えたり、カウントダウンなどはします。私は友達の家族のお家でカウントダウンしました。
その日はビジョンボードといって自分がなりたい姿や、理想の生活などをスクラップして一枚のボードにまとめるというクラフトワークを行いました。ビジョンボードは海外で流行っている一つの文化で一年の抱負をイメージで表す感じです。そのあとは外で火を囲みながら一年を通して学んだことや反省を語り、映画を見ながら年越しを迎えました。1月1日はウィンターブレイク期間中なのでほとんどの人が帰省していて寮にはいません。他の日本人の友達は寮に残っているメンバーを集めてカウントダウンパーティーをしていました。
また、日本だと中国の旧正月はあまり重視されませんが、様々なバックグラウンドを持った人が集まっているので、旧正月も中国、台湾、ベトナム、その他中華系の学生で盛大に祝います。今年の旧正月は2月10日でしたが1月末から旧正月ムードが高まってきます。私はベトナム語のクラスをとっているので先生のお家でのテト(ベトナム語での旧正月の名称)パーティーに参加してきました。