アメリカでの授業について
まず、アメリカの大学は総じて、自由度が高い。
専門学部外であったとしても、自由にとることが出来るので、自分の関心に合わせて、授業に参加することが出来る。ただ、注意しなければならないのは、単位の互換性があるかどうか。参加はしたものの自分の専門外であると、認められないので、シラバスを持っていって、確認することは必須だ。
授業の中身というと、基本的に日本より、出席は厳しく、テストや毎週のように課題もたくさん出る。ただ、授業を聞いていると出来るものばかりで、身構える必要はほぼない。
加えて、どの授業も50人以下であるので、自由な参加が求められる。何かあれば、手をあげ、質問をその場でするのが日常茶飯事である。一人の意見が授業を替え、丸1回の授業が討論で終わることもある。更に、部屋のレイアウトも教室毎で異なり、丸いテーブルに座って受けることもあり、刺激になる。
日本でも一部生徒は持ち込んでいるが、アメリカではほぼ全員がパソコンを持ち込んで、授業スライドを自分のパソコンで確認したり、ワード等でメモを取ったりしている。
私が取っているのは、英語、経済、国際経営、eMarketingであるが、専門科目の授業はどれも最先端で現代にフォーカスを当てたことを行うので、とても興味がそそられる内容である。特に、eMarketingでは実際にgoogleで広告を打つ模擬授業があったり、統計や戦略について考察したりするので、経済や経営の学部でない人でも楽しみながら学ぶことが出来るだろう。
Atlanta
今月10月は恒例のルート66に準えると2350miles分の705milesの所である。
これはわたしたちが住んでいるJoplinとお隣のオクラホマ州の第二の都市であるTulsaの中間に位置する。
今回は、Joplinから飛行機で二時間ほど東に行ったAtlantaについて紹介したい。
たまたま授業が休みであった金曜日を利用して、三連休でAtlantaへと向かった。Atlantaはシカゴほど大きくはないが、デルタ航空の乗り入れが一番多い空港であり、街も発展している。
わたしたちはこの旅の目的は、NBAとNFLというアメリカの文化に触れることが最大目的であった。空港を出て一番初めに驚いたのは、想像以上の日本食料理屋の多さ、次に、黒人がとても多く住んでいたこと。Atlantaのあるジョージア州は州としては東側は海に面しているがAtlantaからは離れている。気候は少し暖かく過ごしやすいといった感じである。
ダウンタウンはとても小さいが、この中にお店や公園が所狭しと集まっている。しかしながら、土地として高低差が激しく、散歩をしていて面白い街である。街一番の有名はオリンピックの記念公園で、これを中心に東西南北と広がっている。
そして、最大の目的であったアメリカンスポーツだが、日本のどのスポーツを切り取っても熱狂の具合が全然違う。試合前であると、様々なところで、“Go Hawks”(アトランタの地元チーム名)と声をかけられたり、ファンが集まっていたり、町中がとにかくお祭り騒ぎである。会場はとても広く、会場内は何万にという人が1プレー1プレーにすごい歓声を上げる。日本で、何度も様々な競技のスポーツ観戦を行ったが、ここまでのを見た事が無かった。
アメリカンスポーツが、アメリカにとってどれだけの価値があり、生活の一部になっていることを感じた。