Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2013年7月号 国際文化学部 N.S

7月号 「試験について」

今月号は前期末の試験についてレポートします。学期末にある一週間のNon-Teaching Weekの後、試験期間が始まります。試験は大学の体育館(ジム)で他のクラスの生徒と合同で行われます。試験場には筆記用具と学生証、飲み物のみが認められ、携帯電話の持ち込みは厳禁です。試験官が常時学生の監視をしています。試験時間はクラスによって異なり、前期科目のFDN110は3時間、AST102・TLC121は2時間でした。日本に比べて時間も長く、内容も難しく感じました。次に試験と問題の形式について触れます。

 

試験形式は

1.資料・本の持ち込み可・不可

2.予め試験問題が出題されている・されていない

に大きく分けられます。

 

1.資料・本の持ち込みが認められている試験をOpened-book、認められていないものをClosed-bookといいます。私が受けた試験は全てClosed-book型の試験でしたので持ち込みは不可でした。

2.Sem.1で受けた試験は両方のタイプがありました。一つは予め問題が最終回のクラスで配られ、試験までに回答を準備するものです。5つのShort Essaysを書くものでした。持ち込みが不可のため、覚えたものを試験時間内に仕上げなければなりません。もう一つは問題が出題されないタイプです。しかしながら、問題の形式は予め伝えられます。

 

問題の形式には主に以下のようなものがあります。

  1. 四択(多項式)選択
  2. 小論文を読んで要約させるもの
  3. テーマを与えて授業・Readerで学んだことをもとに小論文を書かせるもの
  4. ある概念や出来事の定義を求めるもの

 

最後に試験のポイントをいくつかあげます。

1.Examについての資料(日本人のサポートクラスで配られる)に目を通す。

試験前、試験中、試験後の心構えや準備について書かれています。

2.各クラスのStudy Guide (Unit Guide)をよく読む。

Study GuideにWeekごとのテーマ・学習目的が書かれているのでセメスターで学んだことを整理できます。

3.毎週のクラスのまとめを少しでも作っておく。

これはやっておけばよかったと思ったことです。ユニット全体の理解が求められるからです。試験前の一週間だけでは時間が足りませんでした。

4.とにかく何か試験用紙に書くこと。

これはとても重要です。なぜなら部分点が与えられるからです。何も書かなければ与えられません。

 

試験は、予め伝えておきますが、簡単ではありません。勉強せずに解けるようなものでもありません。毎週の講義・チュートリアルの時を大切にしてください。

 

自由テーマ「お買い物情報」

オーストラリアに来て買い物にものすごくお金を使っているなとつくづく感じています。特にパースは他の都市に比べて物価が高いです。食料品だけで一回あたり日本円で約4千円から6千円ぐらいになります。外食の値段の高さには驚きました。15ドル前後が一般的です。また日本製品(加工食品・調味料など)は基本的に高いです。逆に日本に比べて安いのがスパゲッティやトマトソース、牛乳、牛肉、野菜・果物です。筆記用具はわざわざ日本で買い揃えなくても大丈夫です。学生寮に入る際にリネンセットや料理道具セットが要るか聞かれますが、私は頼みませんでした。Kmartなどで比較的安く揃えることができるので、買う必要はないと思います。