オンライン留学で大変なことについて
オンライン留学で1番は、やはりオンライン上ではコミュニケーションが取りにくいことでした。友達を作るのにも、先生に授業について質問するにしても、対面で伝えられるようなことが伝えられない上に、特に先生とは授業の質問をしたくてもメールでメーティングをお願いして、返信が数日後にきて、やっとミーティングができても資料をオンライン上で共有して、そこから質問をしてという、すごく長いプロセスを経てやっとできるため、質問せずに自分で何もかも解決しようとすごく時間をかけてしまったりするということなどが大変に感じます。またいくら現地の学生や先生との交流があったとしてもオンライン上でパソコンの前で座りっぱなしなので、たまに散歩や人と話したりすることが気分転換にもすごく大事に感じました。幸い私は国際シェアハウスに住んでいるので、一緒に散歩へ行ったり、リビングでお話しをしたりすることができましたが、もしそのようにできなかったとしたら辛かったように感じます。ですが、日本にいながらも現地の学生と同じように授業を受けて、様々な課題に取り組めるのはすごく楽しかったです。
最終試験について
ついに5月いっぱいで期末レポートは全て終わり、6月は試験を2つ受けました。
一つはintroduction to sustainability についての試験で試験の形式としてはオンライン、対面で受ける人構わず全ての人がオンラインでの試験でした。38時間設けられ、その時間内に6つ提示された質問の中から3つ選びそれぞれ750字のshort essayを書くというものでした。龍谷大学でもグローバルスタディーズ学科の授業で3日間の間に一つのレポートを完成しなければならないような授業を受けていたため、少し負担は少なかったですが、3つ違うテーマでのshort essayだったため難しかったです。テスト前に一通り今までに扱った論文や、パワーポイントをテーマごとに分けてすぐにアクセスできるようにするなどの作業をしたことはとても試験中役に立ちました。
2つ目の試験はtourismについての試験でそちらは8時間のうちに1500〜2000字の論文を書くというものでした。内容は、授業で少し触れたシンガポールのクランジという地域について今まで学んできた観光学の様々なモデルや論文を用いてその地域を分析しより発展できるように何をすべきかや、それをしたことによる影響などを詳しく論述するといった内容でした。8時間で終わったため体力的には負担がそれほどではありませんでしたが、クランジに行ったことがなかった上に少しユニークなところであるため、なかなかインターネットで調べた中で得られる情報は少なく、苦戦しましたがとてもいい経験でした。