l 授業紹介
時間はシフト1とシフト2とスケジュールがあり、クラスごとにどちらかのシフトにわけられます。シフト1は朝の8時15分から昼休み2時間をはさみ、2時25分まで、シフト2は朝の10時15分から同様に昼休み2時間をはさみ、4時35分まで授業があります。休憩時間が二時間あるのでランチを済ませたあと自習をしたり昼休みにだされるbreak work をしたりといろいろです。
授業はReading、grammar, writingなどと細かくわかれていません。一週間に1ユニット進むのが決まりでそのテキストにそって進んでいきます。テキストはlistening, Reading, discussion, grammar, writing と全てカバーしています。たとえば、一つの記事を読み、それと同じテーマのlisteningをし、それについてグループで話し合う。というのが基本です。またそれに加え宿題でそのテーマについてのessayを書きます。授業を受けていて感じたことですが、RMITの語学学校ではessayをすごく丁寧に教えている気がします。どのようにパラグラフをまとめ、どのように結論に結びつけるかなど、細かくアドバイスをくれるのでとても勉強になります。日本の教育ではwritingに重きを置いていないので日本語で論文を書く時にも役に立つだろうなと思いながら授業を受けています。
5週間が授業の区切りとなっているので、5週間ごとに試験があります。試験は少人数でのspeaking test, 授業でカバーしたエッセイ(discursive, cause and effect essay)とreading です。Grammar だけの試験はありませんがすべての試験での採点基準になります。
l カルチャーショック
私の場合一度アメリカに留学していたのでこれといった大きなカルチャーショックは今のところありませんが、ペットボトルの水の値段がとても高いのには驚きました。オーストラリアは物価が高いとは聞いていましたが500mlのペットボトルが250円から300円します。節約のために家の水道水や学校にある浄水器を利用しています。水道水が飲めるというのも驚きですね。
あと日本でも人気で、町のどこにでもみられるスターバックスはメルボルンではあまり人気ではありません。しかしメルボルンはエスプレッソ文化が浸透しているので町のあちこちにカフェはたくさんあります。日本のボタン一つでブレンドコーヒー、カフェラテがでてくるのとは違い、粉からミルクの温度までとても細かく気をつかっています。聞いた話では、オーストラリア人はコーヒーに誇りをもっており、町にあるたくさんのコーヒーショップの中から自分のお気に入りを見つけることがステータスになっているので、チェーン店のスターバックスはあまり浸透しなかったとか。日本にいた時カフェで働いていたというと、”コーヒーの作り方しってるの?すごいね”と言われてピンとこなかったのは、日本のコーヒーマシーンとオーストラリアのエスプレッソマシーンでは全然違うからだったのですね。
自由テーマ festival
メルボルは週末にいろいろなお祭りがあります。駅の近くに広場がありそこで毎週様々なイベントがありにぎわっています。3月の始めにはモンバフェステバルというお祭りがあり、アフリカの伝統料理から民族音楽やダンスパホーマンスを楽しむことができました。大規模なお祭りでは移動遊園地も一緒に開かれることもあるので、スリルあふれる乗り物を楽しむこともできます。ただ一つの乗り物を乗るのに約20ドルかかるので、日本の遊園地の様に制覇するのは少し難しいかもしれません。メルボルンUniversity では毎週木曜にお祭りが開かれるので他大学と交流することもできます。お祭りといえば、日本でもお馴染みの屋台。メルボルンは移民の町なので、屋台の食べ物も種類が豊富で飽きることを知りません。モンバフェスティバルの次の週にはタイフェスティバルがあり、タイの音楽や食べ物がを楽しむことができました。それぞれの国に誇りをもち違う文化であっても共通する楽しさがあることを、それぞれのお祭りが教えてくれるような気がします。毎週いろいろなイベントがあり、交通の便もよく様々な文化が共存するメルボルンは私にとって本当に夢の町です。