①授業紹介
私は今学期「Buyer Behaviour」「Service Marketing」「Applied Brand Management」の三つの授業を受けています。この授業はオーストラリアに来る前に事前に選択して希望を出していた授業から選びました。すべてマーケティング関連の授業で、実在する企業を授業内で使用したり、身近なことを学習したりするので、普段は買い手の視点しか知りませんでしたが、売り手の視点に立つことができて、とても楽しいです。マーケティングの授業ということもあってか、どの授業でも学生とのディスカッションが必ず授業内にあります。
日本の授業と違う点がいくつかあるので紹介したいと思います。一つ目は、1つのクラスにLectureとTutorialの二種類あるところです。二つの違いを簡潔に述べると、Lectureは大人数で講義を受ける受動的な授業で、Tutorialは少人数でディスカッションなどをする能動的な授業です。今回私がとったすべての授業のLectureはオンライン上で動画を見るものですが、授業によってはLectureは対面で行われます。Lectureは約1時間で、Tutorialは約2時間あります。なので授業が3つしかなくてもかなりの時間を勉強にさくことになります。
二つ目は授業時間です。RMIT大学は龍谷大学のように1時間目、2時間目と全学生が一斉に授業を開始して終了するというスタイルではなく、授業によって開始・終了時間が違います。例えば私は授業が8:30から始まって10:30に終了しますが、友達は9:30から11:30まで授業があります。このように授業によって開始・終了時間が異なるため、自分の選択次第で授業の間にどれだけ休憩時間があるか変わってきます。この授業時間のシステムの利点として、キャンパス内が混雑することがあまりない点が挙げられます。特にお昼休憩がずれるのはとてもいい点だと思います。
三つめは課題についてです。RMIT大学はグループ課題がとても多い印象があります。3つの授業の最初の課題はすべてグループ課題でした。グループで役割分担をしてレポートを書いたり、グループ全員で動画を作成したりしました。授業の最初からグループ分けが行われたので、初めからとてもドキドキしていました。
②Mid-Semester Breakについて
学期(Semester)を半分ぐらい進んだタイミングで設けられる1週間ほどのMid-Semester Breakが4月の中旬にありました。私はその休暇期間中に友達とTasmaniaに行ってきました。Tasmaniaはオーストラリアの南に位置している島で、飛行機を使うとメルボルンから約1時間で行くことができます。この旅行では友達の運転で島の東側をロードトリップして、主に自然を堪能してきました。
ハイキングをしたり、美しい星空を眺めたり、湖やビーチ、様々なところを訪れました。今回の旅では4時間・5時間・1時間のハイキングをしました。ハイキング中にウォンバットやカンガルー、タスマニアンデビルなどオーストラリア・タスマニアならではの動物に出会うことができました。ハイキング初体験だったのですが、ハイキング中の美しい景色や、目的地に到着した時の達成感などにはまって、今ではもうハイキングの虜です。
Tasmaniaはオーストラリア最南端の州ですし、今は秋なのでとても寒くて泳ぐことは不可能だと思っていましたが、運よく訪れた日は暖かかったので海で泳ぐことができました。中でも4時間の上り下りの激しいハードなハイキングを終えた後に海で泳いだ日は忘れられません。ハイキングを終えた達成感と、美しい景色が相まって心が満たされるようなひとときでした。
それ以外にもHobartで有名なサラマンカマーケットに行って様々な食べ物を試したり、かわいい雑貨や、ジュエリーを見つけたり、チーズファクトリーに行ったり、新鮮な牡蠣を食べたり(本当においしかったです!私の友達は牡蠣を始めて食べたのですが、とても気に入っていました!)、Tasmania 出身の友達に教えてもらったパン屋さんや、レストランに訪れたり、とても充実した休暇を過ごすことができました。